凸版印刷、体組成計と床材を組み合わせた「健康を見守る床材」
閉じる
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、「トッパンIoT建材」シリーズの新製品として、体組成計と床材を組み合わせ、日常的にさりげなく身体情報を取得できる「ステルスヘルスメーター」を開発。不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界などに向けて販売を開始した。
同社は、1956年から建装材印刷事業を開始し、60年以上に渡って意匠性や機能性、環境適性に優れた建装材を提供。また、建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせることで、居住者の見守りなどの社会課題解決に貢献する新しい建装材を提供する「トッパンIoT建材」事業を展開している。
今回の新製品は、凸版印刷の建材製造技術を用いて体組成計を組み込んだ、健康管理ができる床材。床材であるため、測定するたびに機器の出し入れや設定をする必要がなく、日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を継続して取得できる。その情報はスマートフォンなどの情報端末で閲覧することが可能で、生活者自身の健康管理に役立つ。