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凸版印刷、LEDの光を利用して大容量無線通信

 凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、LEDの光を利用してデータ通信を行う「光子無線通信」技術で、大容量データの無線通信を可能にする新ソリューションの提供を本格的に開始する。
 同ソリューションは、(株)クオンタムドライブ(本社/沖縄那覇市)が保有する「光子無線通信」技術と、その基礎技術のもと、電気興業(株)(本社/東京都千代田区)が開発・製造する無線通信機器を活用し、凸版印刷が用途開発および販売するもの。光を用いた通信のため、従来のような通信ケーブルの設置や電波が不要なため、河川や道路間など通信ケーブル敷設が難しい場所での監視カメラ設置や、電波が届かない水中やトンネル内での映像伝送、電磁ノイズなどにより安定した通信が難しい工場内のデータ伝送、建設機械やロボットなどの遠隔操作にも応用できる。

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