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凸版印刷、複合技術で環境配慮型包材を開発

レトルト食品や医療・医薬品にも展開できる

 凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、水性印刷と無溶剤ラミネーションの技術を組み合わせ、環境負荷を大幅に低減する環境配慮型包材を開発した。レトルト食品向けや高い機能性が求められる医療・医薬品向けに11月からサンプル出荷を実施、2019年2月から本格販売を開始する。
 同製品は、水性インキを使用する印刷と、有機溶剤を使用しないラミネーションを組み合わせて環境負荷を大幅に低減した包材。従来の油性印刷で有機溶剤を含むドライラミネーション方式の製品と比較してCO2排出量を約20%以上、VOC使用量を約80%以上、それぞれ削減した。
 同社では、2020年度に関連受注を含め約20億円の売上を目指す。

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