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大日本印刷、台湾で「ラース・ミュラー 本 アナログリアリティー」展

ラース・ミュラー氏によるワークショップや講義も開催された

 大日本印刷(株)は6月18日まで、台湾の誠品書店と共催で「ラース・ミュラー 本 アナログリアリティー展」を台湾・台北市で開催している。
 同展は、2015年に公益財団法人DNP文化振興財団が運営する「京都dddギャラリー」(京都・太秦)と「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」(東京・銀座)で開催され、その後、上海でも開催された。今回は台湾での初の巡回展となる。ラース・ミュラー氏は、スイスを拠点として国際的に活躍する出版者であり、デザイナー。1983年以来、建築、デザイン、タイポグラフィ、さらには社会問題などの幅広いテーマを取り扱いながら、デザイン性に優れた数々の本を世に送り出している。
 同展を主催する誠品書店は、DNP、DNP文化振興財団、グループ会社のDNP台湾の協力のもと、ミュラー氏の独自の世界を形づくっている作品の中から、テーマや形式へのこだわりを具現化する100冊以上を厳選して展示している。期間中にはラース・ミュラー氏によるワークショップや講義を開催し、展示会の開催初日から多数来場し、現地の主要マスコミからも報道された。

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