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凸版印刷、センサーなどの産業向けIoT活用で事務業務を最適化

トッパン事務業務効率化シミュレーションサービス

 凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、ベトナム最大手のIT企業であるFPT Corporation(本社/ベトナム・ハノイ、以下「FPT」)と共同で、「トッパン事務業務効率化シミュレーションサービス」を開発。9月から同サービスを用いたBPOソリューションとして提供を開始する。
 同サービスは、従来工場を中心に導入されていた、膨大なデータから過去の現場環境をコンピュータ上に再現し、シミュレーションを行う技術「デジタルツイン」を事務業務向けに活用すべく、産業機器向けのIoTプラットフォームなどを元に、その仕組みを発展させて開発。FPTと共同で開発した運用システムにより、センサーなどを通じてヒト・モノ・設備などの情報を収集し、クラウド上のデータベースに登録して分析することで、事務業務の効率化を図るもの。サービス提供開始に先立ち、凸版印刷におけるBPO事業の統合拠点「BPOスクエア朝霞」(埼玉県新座市)で5月から実証実験を実施し、効果検証を行う。

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