凸版印刷、安全に関する体感教育施設「安全道場」を海外に開設
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凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、グループの従業員1人ひとりの危険に対する感受性を養うことを目的として、安全に関する体感教育ができる施設「トッパングループ安全道場」を2010年より開設しているが、今回、同施設を海外に展開すると発表した。
すでに第1弾として、2017年10月に凸版印刷の海外子会社でパッケージ関連事業を手掛けるサイアムトッパン社(本社/タイ・サムットプラーカーン)に開設するとともに、2018年1月にはトッパンリーフォン社(本社/中国・広東省)にも開設している。
同施設は、現地従業員向けに危険体感を通じた安全教育を強化し、従業員1人ひとりの安全意識の向上を目的としており、具体的には、「挟まれ・巻き込まれ体感機」による危険状態の体感や、各工程や機械の危険個所の掲示、印刷・加工設備の模型を用いた危険個所の見える化などを通じて、危険に対する意識を高めることができる。
同社は2010年6月に策定した「安全衛生基本方針」に基づいた安全衛生活動を推進、2017年の労災件数は、2010年比で約30%減少している。
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