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大日本印刷、小学校プログラミング教育の指導教材を開発

同教材を使用した授業の様子

 大日本印刷(株)は、思考力や判断力、表現力など、新しい時代に求められる能力を育む教材やサービスなどを提供する「新たな学び」事業を本格化する。その一環として、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育に対応した指導教材「Switched on Computing(スイッチトオンコンピューティング)日本版」を開発し、今春に提供を開始する。
 イギリスのプログラミング教育用学習教材「Switched on Computing」を利用して、Programming at School研究会の協力のもと、小学校でのプログラミング教育と教材のあり方について検討を行うとともに、2年間に15校で195時間の授業を行う研究を実施。この研究を通じて確認した小学校の実情を踏まえ、プログラミング授業の経験がない教師でも、既存のICT環境で円滑に指導を行えるよう、教師のためのツールやサポートを充実させる。教師のスキルや指導方針などに応じて多様な使い方ができる。また、児童の学年や発達段階に合わせた教材を提供するため、新しい学習指導要領が掲げる「プログラミング的思考」を着実に身に付けることが可能。

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