凸版印刷、液体製品向け詰め替えパウチ開発

閉じる
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、注ぎ口が開口しやすく液体製品のスムーズな詰め替えを実現するスタンディングパウチ「ダイヤモンドエンボスパウチ」を開発した。
注ぎ口付近に独自設計のエンボス加工を施すことで、注ぎ口が開口しやすくなるとともに内容物の流動性も向上させた、化粧水など低粘度の液体製品のスムーズな詰め替えを実現するスタンディングパウチ。従来のプラスチックパーツ付き詰め替えスタンディングパウチと比較して、内容物の抽出時間を約25%短縮できる。
また、注ぎ口の切り取り線をレーザー加工により曲線にして開口面積を拡大することや、ボトル容器の口元に安定して引っ掛けられるくぼみ形状を設けることにより、詰め替え時の負荷を軽減した。
今後同社は、同製品を化粧品やトイレタリー業界に拡販し、2018年度に約30億円の売上を目指す。