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MIC、顧客の課題解決から社会の課題解決へ

水上会長(右)と河合社長

 MIC(株)(東京都新宿区)は12月9日、同本社においてプレス発表会を開催し、上場承認に伴う今後の事業展開について説明した。
 
 発表会には、同社の水上光啓会長と河合克也社長が出席。冒頭、水上会長は、「1ドルの印刷の周りには6ドルから8ドルの付帯サービスがある。これを愚直に実践し、『360°フルサービス』モデルへと業態変革を遂げてきた」と業態変革に取り組んできた経緯について振り返った上で「素晴らしい社長、素晴らしい社員、素晴らしい会社に恵まれて上場承認に辿り着くことができた」と今回の新規上場承認は、社員一丸となった『One MIC』で取り組んだ成果であることを強調した。
 
 続いて河合社長は「MICが実践してきたサービスに対し、顧客からの評価に手応えを感じている。これは顧客企業が課題を持ち、その課題に対して我々の『360°フルサービス』が響いた結果だと確信している。これまで顧客第一主義で展開してきたが、今後は社会の課題解決に向けて事業を拡充していきたい」との方針を明らかにした。
 
 同社は、「デジタル×フィジカルで、˝企業の未来にイノベーションを起こす゛」をビジョンとし、企業の販促マーケティング業務の非効率をフルサービスで解消する事業を展開している。11月21日には(株)東京証券取引所より、東京証券取引所スタンダード市場への新規上場が承認された。申請・承認された業種は、サービス業。
 
 なお、東京証券取引所スタンダード市場への上場は、2024年12月25日を予定している。

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