日印産連、未来を切り開く新しい印刷産業へ
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、北島義斉会長)の「2024 新年交歓会」が1月10日、東京・虎ノ門のThe Okura Tokyo「平安の間」において開催され、政界・官界からの多数の来賓のほか加盟10団体の関係者ら、およそ480名出席のもと盛大に行われた。
冒頭、新年の挨拶に立った北島会長は、昨年12月に「グランドデザイン2030」再構築プロジェクトを発足したことを報告した上で「長期的な視点に立って会員10団体とともに2030年の印刷産業のあるべき姿を見据えて未来を切り開いていく新たな挑戦となる」と同プロジェクトの役割について説明。その上で北島会長は、「従来の『印刷』を再定義して新しい印刷産業の姿を示す『ビジョン』、その実現に向けて日印産連が取り組む『ミッション』を掲げて、それを達成する具体的なアクションプランを策定していく」と、その目的について明らかにした。
また、北島会長は、同プロジェクトの実現に向け、経済産業省をはじめとした関係省庁や関連業界団体とも連携し、新たな産業イメージの構築と発信に努め、さらなる事業領域の拡大や付加価値の創出を進め、持続可能な環境、社会、経済の実現に取り組んでいく方針を示した。