日印産連、2023年9月印刷の月 印刷文化典を盛大に挙行
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、北島義斉会長)は9月13日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニにおいて「2023年9月印刷の月 印刷文化典」を開催。記念式典のほか、講演会、懇親会など4年ぶりにすべてのプログラムが実施されたことから会員団体企業をはじめ来賓や関連業者など、およそ400名が出席し、盛大に行われた。
記念式典の冒頭、主催者を代表して挨拶に立った北島会長は、「日印産連は現在、SDGsの目標達成年である2030年の印刷産業のあるべき姿を見据え、未来を切り開く新しい印刷産業の実現に向けて議論を深めている」と、新たなグランドデザインの策定に着手していることを報告した上で「これまでの『印刷』を再定義し、さらなる事業領域の拡大や付加価値の創出を進め、持続可能な環境、社会、経済の実現に取り組んでいく」と述べ、改めて会員10団体をはじめ業界全体での取り組みと協力を呼びかけた。
また、長年にわたり印刷産業の発展に貢献した個人・団体を表彰する2023年度の日印産連表彰では、印刷功労賞、印刷振興賞、特別賞に加え、本年は4年に一度の印刷文化典であることから最高賞である「印刷文化賞」の表彰も行われ、金子眞吾氏(凸版印刷(株)会長)、藤森康彰氏(共同印刷(株)社長)、水野雅生氏(ミズノ・プリンティング・ミュージアム 館長)の3氏に表彰状が贈られた。