日印産連、新たなチャンスを見出し発展する業界へ
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、藤森康彰会長)は1月6日、東京・虎ノ門のThe Okura Tokyoにおいて、政界・官界ほか多数の来賓、加盟10団体の関係者らが出席のもと2022年新年交歓会を開催した。
冒頭、新年の挨拶に立った藤森会長は、「印刷業界を取り巻くビジネス環境は、度重なる緊急事態宣言の延長により経済活動が滞り、多くの産業を顧客とする印刷業界にも甚大な影響を与えた。このような状況の中、日印産連では、業界の回復・発展を目指し、『アフターコロナプロジェクト』を推進し、その成果を冊子『Change Together』としてまとめた」と、コロナ禍における活動実績として「アフターコロナプロジェクト」を挙げた上で「冊子の終わりには、各社と日印産連がそれぞれ取り組むべきことを提言として掲げている。今後は、この提言を具体的に推進するための組織や仕組みを再構築し、コロナ禍によってパラダイムシフトした新しい社会の枠組みの中で、『Change Together』、新たなチャンスを見出し、発展する業界に変わっていければと考えている」と述べ、そのためにも会員10団体および賛助会員との連携を強化し、活動を行っていくことを明らかにした。
なお、今回の新年交歓会は、参加者数を限定した上で、マスク着用による賀詞交換の時間と会食の時間を別に設け、感染リスクを最小限に抑えた方式で開催された。