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日印産連、2年ぶりに「9月 印刷の月」記念式典を開催

藤森 会長
小池 都知事

 (一社)日本印刷産業連合会(日印産連、藤森康彰会長)は11月29日、緊急事態宣言の延長を受け、延期となっていた「2021年9月 印刷の月」記念式典を、東京・紀尾井町のホテルニューオータニにおいて開催した。
 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となったことから2年ぶりとなる記念式典は、参加者人数を制限するとともに、表彰式を中心としたプログラム構成を図るなど、感染防止対策を徹底した上で開催された。
 式典の席上、挨拶した藤森会長は、「昨年6月の会長就任以来、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会員の皆さんと直接会う機会がほとんどなかった。本日、皆さんと一堂に会して9月印刷の月記念式典を開催できたことは無上の喜びである」と、コロナ禍の影響により、これまで多くの行事が中止となったことで、直接対面の場が失われてきたことを説明した上で、改めて延期となった記念式典への参加に対し、感謝の意を述べた。
 その上で藤森会長は「人類の英知は、コロナとの闘いに打ち勝とうとしている。ワクチンや治療薬の登場により、真にコロナとの闘いに打ち勝ち、恐怖や経済停滞のない進化を遂げた社会で、印刷業界が力強く新たな発展に向けて舵を切るものと確信している」と、アフターコロナにおける業界のさらなる発展に向け、10団体が一丸となって取り組んでいくことに対し、理解と協力を求めた。
 また、記念式典には、東京都の小池百合子都知事も駆けつけ、コロナ禍で奮闘する印刷業界にエールを贈った。

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