技能五輪、「印刷」職種日本代表候補に甲斐田光選手(丸信)
閉じる
第46回技能五輪国際大会(中国・上海大会)「印刷」職種の日本代表選手(候補者)として、(株)丸信(福岡県久留米市、平木洋二社長)の甲斐田光(かいだ ひかる)選手が決定した。11月26日には、日本印刷会館において甲斐田選手出席のもと記者会見が行われた。
会見の席上、甲斐田選手は「技能五輪国際大会への出場は、だれでも経験できることではない。この貴重な経験を今後の人生に活かしていくとともに、やるからには1位を目指し、全力で取り組んでいきたい」と、本大会出場に向けての意気込みを語った。
また、会見に同席した丸信の手島忠治工場長代理は「甲斐田君は2017年の入社以来、高い技術力が評価され、現在では機長として活躍している。世界の舞台でも、その実力を発揮してくれると確信している」と述べた。
第46回技能五輪国際大会は、2021年に中国・上海での開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により1年延期となり、2022年の開催を予定している。このため特別措置として、出場年齢制限が22歳から23歳に緩和されている。
日本の「印刷」職種出場は、第39回静岡大会から8大会連続で、これまで第40回カナダ・カルガリー大会と第41回イギリス・ロンドン大会で金メダルを獲得している。
なお、丸信からの日本代表選手(候補者)の選出は、甲斐田選手が初めてとなる。