日印産連、新会長に藤森康彰氏が就任
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連)は6月15日、書面議決による第35回定時総会および第2回理事会を開催し、すべての議案を承認可決した。また、任期満了に伴う役員改選では、新会長に藤森康彰氏を選出した。
就任にあたり藤森新会長は、「印刷業界は、デジタル化の進展を受け、需要が縮小している。さらに今年度は、環境負荷低減や取引慣行の改善、働き方改革といった従来の課題に、新型コロナウイルス感染症による経済界への深刻な影響が加わり、大変厳しい状況となっている。しかし、今こそ、幾多の自然災害や景気後退を乗り越えてきた我々会員10団体と関連団体が英知を集め、一つになって難局に立ち向かう時だと考えている。皆さんとともに『ウイズコロナ』『アフターコロナ』の世界を見据え、業界の抱える課題解決と革新に全力で取り組む所存である」と述べている。
【新役員(敬称略)】
▽会長=藤森康彰(印刷工業会)
▽副会長=浅野健(印刷工業会)/滝澤光正(全日本印刷工業組合連合会)/小林友也(日本フォーム印刷工業連合会)
▽専務理事=小野隆弘(専従)