日印産連、「地方創生」テーマに活動を展開-廃プラ問題にも着手
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、金子眞吾会長)の2019年新年交歓会が1月8日、ホテルオークラ東京において開催され、政界・官界ほか多数の来賓、加盟10団体の関係者ら、およそ650名出席のもと盛大に行われた。
冒頭、新年の挨拶に立った金子会長は、印刷産業が取り組むべき重要なテーマとして「地方創生」を挙げた上で、「SDGsの17の目標の中に『住み続けられるまちづくり』がある。印刷会社は全国各地に存在し、産官学のあらゆるステークホルダーと長年の取引により信頼関係を構築してきた。そのビジネス経験を生かし、地域活性化というステークホルダーの共通課題に貢献することができるはず」と、地域密着型の活動を強みとする印刷会社として、地域活性化を支援していく考えを示した。
さらにSDGsを軸とした活動として、「環境負荷の低減に向けて『プラスチック製包材を賢く作り、賢く使い、賢く処理をしていく』という対策を関係各所と連携して進めていく」と廃棄プラスチック問題にも取り組んでいくことを明らかにした。