日印産連、新会長に金子眞吾氏が就任
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(一社)日本印刷産業連合会(日印産連)は6月13日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニにおいて、第33回定時総会および平成30年度第2回理事会を開催し、新旧年度事業ならびに収支予算などについて審議し、すべての議案を承認可決した。また、任期満了にともなう役員改選では、新会長に金子眞吾氏を選出した。
就任の挨拶に立った金子新会長は、「ペーパーメディアが縮小すると同時にIoTやビッグデータ、AIなどのテクノロジーの急速な進展によって経営環境が激変し、印刷産業は非常に厳しい状況にある」と現在の印刷産業を取り巻く市場環境について説明した上で「印刷産業は、いつの時代も情報コミュニケーションの担い手として変化する時代に対応し、また、先駆者として社会に貢献してきた。印刷産業が今まで以上に社会に貢献できる産業となるよう、会員10団体をはじめ関連団体の皆さんとともに、日印産連の活動をより強化できるように努めていく」と、より社会に貢献できる産業を目指し、取り組んでいくことを明らかにするとともに、改めて日印産連の活動への理解と協力を求めた。
なお、退任となった山田雅義前会長は、顧問に就任する。
【新役員(敬称略)】
▽会長=金子眞吾(印刷工業会)
▽副会長=浅野健(印刷工業会)/臼田真人(全日本印刷工業組合連合会)/櫻井醜(日本フォーム印刷工業連合会)
▽専務理事=杉村亥一郎(専従)