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大印工組、ペーパーサミット2025 に2,000人が来場

会場は来場者で埋め尽くされていた

 大阪府印刷工業組合(髙本隆彦理事長)は2月15・16日の2日間、大阪産業創造館において紙と印刷の祭典「ペーパーサミット2025」を開催。およそ2,000人が参加する盛況となった。

 同イベントは、印刷会社とクリエイターの共作モノづくりフェス。2022年の初開催から今回で4回目を数える。今回は新たな試みとして、入場料を有料化。入場料は500円/人だが、来場者には500円分の買い物チケットが付与された。会場での取材で髙本理事長は有料化にした理由について「本当にペーパーサミットに興味のある人だけが来てくれる催しになる」と話し、従来よりも出展者にメリットのあるイベントになっていることを強調した。

 今回も来場者に印刷や紙の楽しさ、面白さ、新しい可能性を広く知ってもらうことを目指した参加型イベントとなり、印刷会社とクリエイターやデザイナーとの新作コラボ商品などが各社のブースから数多く展示・販売されていた。また、京都府印刷工業組合と兵庫県印刷工業組合も出展。京印工組ブースでは組合員企業6社の魅力ある紙製品を販売。また、兵印工組ブースでは、青年部の青楠会が企画した「サラリーマン将棋」が注目を集めた。

 また、恒例の「紙詰め放題」ほか、「デザインのひきだし」とのコラボ企画も実施。ペーパーサミットとのコラボグッズや津田淳子編集長のトークショーも行われた。髙本理事長は今後の展開について「『紙博』のような巡回展にして、京都や兵庫でも開催できるようにしていければ...」と話していた。

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