オフ輪協、誠伸商事を事務局に迎え新体制で活動再開
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日本オフセット輪転印刷協議会(オフ輪協、西川誠一会長)は6月28日、「第43期定時総会」終了後に記者会見を開き、事務局を誠伸商事(株)(福田和也社長)に委託し、新体制で活動をスタートすることを発表した。
オフ輪協は、1980年6月の設立以来、経営・技術に関する情報の収集と勉強会に注力し、研修会、講演会、見学会など実施し、会員企業の経営強化につながる情報を提供してきた。しかし近年では、コロナ禍による事業環境の変化に加え、設立以来、事務局を委託していた企業が倒産したことでオフ輪協の運営は、事実上停止せざる得ない状況となっていた。その状況を打開すべく今回、誠伸商事の協力を得て、新たに事務局業務を委託し、事業を再開することとなった。
会見の席上、西川会長は「誠伸商事様は、業界での知名度も高く、相応の社歴とともに幅広い知見とネットワークを有する企業である。その企業力で当協議会および業界のさらなる発展、成長に導いてもらいたい」と述べた。
今後の運営については、発足当時の原点に立ち返るとともに、会員同士の懇親を主体とした活動を行っていく。また、全国組織の任意団体として独自の立場で業界の発展に寄与していくとともに、会員各社の経営改善につながる活動、行事を企画・実行していく。