全日本シール印刷協同組合連合会（全日シール、田中祐会長）は5月29日、東京・上野精養軒において「第65回通常総会」を開催し、新旧年度事業並びに収支予算等について審議し、いずれの議案も承認可決した。

　2024年度事業計画の基本方針では、各種の課題を見据えながら、各地域の協組と連携を図りながら「環境問題」「人材育成・営業力強化」「技術力のレベルアップ」等の個々の企業では限界のある問題に対して諸情報を収集して発信しながらタイムリーなテーマで「セミナー・勉強会」などを企画していく。

　今年10月11日には、第66回年次大会・神奈川大会を開催し、全国の組合員をはじめ関連業者らとの親睦と交流を深め合う場を提供していく。

　また、今年1月に発生した能登半島地震では、幸いにも全日シール組合員企業に大きな被害は生じていないが、現在も厳しい環境下にある被災地の復興支援として、田中会長から永瀬雅人副会長（東海北陸シーリング印刷協同組合・理事長）に義援金が贈られた。