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第56回造本装幀コンクール、入賞21作品が決定

右から「海の庭」、「MARUHIRO BOOK 2010-2020, 2021」、「柴犬二匹でサイクロン」

 第56回造本装幀コンクール(主催=(一社)日本書籍出版協会/(一社)日本印刷産業連合会)の入賞21作品がこのほど決定した。
 今回は、159者315点の応募があり、厳正な審査の結果、文部科学大臣賞に「海の庭」(国書刊行会刊)、経済産業大臣賞に「MARUHIRO BOOK 2010-2020, 2021」(マルヒロ刊)、東京都知事賞に「柴犬二匹でサイクロン」(書肆侃侃房刊)が選ばれた。
 授賞式は、9月22日に行われる予定。また、入賞作品は国内での巡回展示のほか、2024年2月にドイツ・ライプツィヒで行われる「世界で最も美しい本コンクール」に日本代表として出品される。その後、2024年10月には、フランクフルト・ブックフェアで、世界各国からの優れたブックデザイン作品とともに公開され、最終的に全出品作品(一部入手不可能な作品を除く)が国立国会図書館の「原装保存コレクション」として収蔵される。
 なお、その他の入賞作品については、日印産連ホームページまで。

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