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西日本製本協議会、業界の諸問題を討議-来年は石川県で開催

挨拶する大阪工組の富塚理事長(左)。右隣は全製工連の田中会長

 西日本製本協議会は2月10日、令和5年連絡会をメルパルクosakaにおいて開催し、同協議会の今後の運営方法を決定するとともに、各地区の製本業界および組合の現況を報告。主要問題について意見交換ならびに討議を行った。
 開催に先立ち、挨拶に立った同協議会会長である大阪府製本工業組合の富塚宗寛理事長は「資材値上げや価格など諸問題について忌憚のない意見をお願いしたい」と活発な意見交換を求めた上で、9月に開催される全製工連・大阪大会への多数の参加を呼びかけた。続いて挨拶に立った全製工連の田中真文会長は、年明けに経営破綻した某製本機械メーカーについて「組合員にもユーザーは多いと思うので、今後もアフターサービスが問題なくできるように全製工連として取り組んでいきたい。まずはどの組合員が使用しているかを組合として掌握していきたい。ピンチのときは組合で団結することがより大切になる」との意向を示した。
 続いて、今後の同協議会の運営方法について協議。2年に1回は「連絡会」として大阪で開催し、その間の年は石川工組・京都工組・兵庫工組・岡山工組・広島工組・福岡工組の順に、持ち回りで開催する。2024年は2月頃、石川工組の担当で開催する。このあと、各工組の現状を報告。終了後は懇親会が催され、情報交換と親睦を深めた。

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