全日本スクリーン・デジタル、創立50周年記念式典を盛大に挙行


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全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会(内藤正和会長)は11月18日、東京の上野精養軒において「全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会 創立50周年記念式典」を開催し、全国の組合員をはじめ、各界からの来賓や関連業者など、およそ160名が出席し、盛大に行われた。
記念式典の冒頭、挨拶した内藤会長は「1972年の創設当初、スクリーン印刷は、紙、布、ビニールが主体であったが、徐々にプラスチック製品の印刷用途が多くなるなど、その比重が変化していった。昨今では精密機器へと媒体が広がり、その意味では産業変革の歴史では、切っても切り離せない存在にまで進化を遂げている」と、同業界の足跡について、改めて説明。その上で内藤会長は「デジタル技術の進展により、印刷業界は混沌とした時代に突入しているが、『水と空気以外は、印刷ができる』、このうたい文句のように多様な印刷媒体に対応が可能なため切磋琢磨しながらではあるが、スクリーン印刷は今後も生き残っていくと確信している」と述べ、今回の50周年を契機に、次の10年、50年に向け、さらなる団結を呼びかけた。
なお、当日は、衆議院議員の菅義偉氏(第99代内閣総理大臣)を講師に迎えた特別記念講演会も行われた。