全印工連、名古屋で全印工連フォーラム-全国から310名が集結
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3年ぶりに全印工連の組合員が一堂に集結した。全日本印刷工業組合連合会(滝澤光正会長)は9月30日、名古屋東急ホテルにおいて「2022全印工連フォーラム」を開催し、全国の組合員310名が一堂に会した。
全体会議の席上、滝澤会長は3年ぶりの全国大会開催に喜びを示した上で、「DX-PLAT」活用によるメリットを紹介。続いて江森克治氏(神奈川工組理事長)をファシリテーターに、「DX-PLATで手に入れよう『未来』という名の搭乗券〜実践メンバーの思考と理想から読み解く印刷業の新次元〜」をテーマにパネルディスカッションを開催。1色2色の四六全判、菊全判のオフセット印刷を中心に行う4社による協創プラットフォーム「1-2-Cコンソーシアム」の川瀬健二氏(カワセ印刷(株))、4社で構成する「DMのプロ集団」の飯尾賢氏((株)岐阜文芸社)、四国の印刷会社4社で構成する「DX四国」の権名津隆治氏((株)明朗社)、また、全印工連が提供するMIS「BRAIN(ブレイン)」の開発に携わり、自社でも使用する今井孝治氏(今井印刷(株))の4氏がパネリストを務め、各グループの紹介と現在の取り組み、また今井氏からは「BRAIN」の使用感などが語られた。
また、広島工組のメンバーが登壇し、来年の「2023全日本印刷文化典広島大会」をアピールし、全国からの多数の参加を呼びかけた。なお、前日には「CSRサミット」が開催され、145名が参加した。