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日印産連、デジタル印刷に関するアンケート調査結果を報告

 (一社)日本印刷産業連合会(日印産連、藤森康彰会長)は3月24日、「デジタル印刷の現状と展望」に関する調査報告会をオンラインで開催し、「印刷業界におけるデジタル印刷に関するアンケート調査」の調査結果を公表した。
 同調査は、2010年より実施しているもので、今回は日印産連会員企業およびJAGAT会員企業の中から抽出した610社にアンケート調査を依頼し、内219社(回答率35.9%)が回答している。
 それによるとデジタル印刷機は、全回答企業の83.1%(182社)が保有し、保有台数の合計は692台。一社平均の保有台数は3.95台で、前年度の3.96台とほぼ同じであった。
 デジタル印刷機保有企業の売上全体に占めるデジタル印刷の割合は、平均13.2%で前年度の12.8%から0.4ポイント増加している。デジタル印刷の売上上位の受注品目の順位は、1位が事務用印刷、2位がDM、3位がチラシとなっている。
 また、オフセットなどの従来印刷を超える時期を尋ねた設問では、「超えることはない」という回答は60.1%で、昨年の59.6%から0.5ポイント増加している。

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