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日紙商、印刷・情報用紙値上げで製紙メーカー・代理店に要望書

 日本洋紙板紙卸商業組合(柏原孫左衛門理事長)は、製紙メーカー各社が2022年1月以降に実施している値上げ(印刷・情報用紙、板紙)に関して、製紙メーカーと代理店各社に要望書を提出した。
 要望書では、「適正で再生産可能な価格定着への理解をユーザーに求め、価格修正が行われるたびに一層高まるユーザーからの不信感を解消するためには、健全で透明性かつ公平性のある価格体系の実現が必須である」とした上で、ユーザーに対して価格修正を実施する明確な理由の説明及び改定幅の理由開示や、同品種の巻取と平判の非合理な価格差の解消、大手直需先に対する公平な適用時期の実施、エンドユーザーへの告知のための積極的な広報活動、需要に応じた適切な生産体制の構築などを求めている。

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