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JAGAT西部支社、営業・制作初級者のためのDTP基礎講座を開催

コロナ禍のため、少人数ながらも有意義な講座となった

 公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)西部支社は、兵庫県立神戸高等技術専門学院、大阪府印刷工業組合、兵庫県印刷工業組合協力による「営業・制作初級者のためのDTP基礎講座(2日間)」を、8月1日と8日の2週にわたり、神戸高等技術専門学院(兵庫県神戸市西区)において開催した。
 同校はMac、刷版などの製版設備から印刷、加工までを備えた国内でも貴重な公共の教育機関。講座初日の午前中は、DTPの基本であるRGB、CMYK、色、解像度からプリプレス、印刷、加工工程を解説。午後からはDTP主要アプリケーションを実際に操作しながら基本を学び、課題誌面の作成に着手。イラストレーターで図形描画、フォトショップで写真の修正などを施し、誌面に作り上げていった。
 今回の受講者は営業担当が多く、普段DTPに携わらないため、DTPソフトの概要を肌で感じることができる貴重な体験になったようで、受講者からは「実践講座で操作も丁寧に説明していただき、DTP・印刷の基礎を勉強できた」、「普段、制作スタッフがどのような動きをしているかを把握する良い機会になった」など、実務に直結する研修であったとの意見が数多く寄せられる有意義な講座になった。

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