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京印工組、新理事長に笹原あき彦氏-「印刷業界の底力発揮のとき」

前・中西理事長と笹原新理事長(右)

 京都府印刷工業組合(中西隆太郎理事長)は5月26日、京都印刷会館において令和2年度通常総会を開催。新旧年度事業並びに収支予算等を審議し、全議案を原案通り承認可決した。また、任期満了にともなう役員改選では2期4年間、理事長を務めた中西理事長が退任。新理事長に笹原あき彦氏(文屋秋栄(株))が選出された。
 同工組は新年度、各委員会事業のより一層の積極的な事業展開を図るとともに、来年に組合発足から創始130周年を迎えるにあたり、先輩諸氏が築いた歴史と伝統をさらに発展・反映させ、次世代に繋げるべく、これを京都印刷業界並びに京都府印刷工業組合の未来像を構想する絶好の機会と捉え、記念事業を進めていく方針。なお、新年度予算は3,664万7,000円を計上した。
 就任挨拶に立った笹原新理事長は「新型コロナウイルスにより新しい生活様式が求められているが、混沌とした状況の今こそ、印刷業界の底力を発揮するときだと捉えている。新しい生活様式に則り、共に支え合い、持続可能な成長を目指していきたい。明るい未来を信じて、新型コロナのみならず、様々な諸課題の解決に努力したい」と述べ、支援と協力を求めた。
 また、前・中西理事長に記念の花束を贈呈。退任挨拶に立った前・中西理事長は、これまでの組合運営への協力に改めて感謝の意を示した。

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