京都製本、新理事長に大入達男氏-新たな観点の運営模索
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京都府製本工業組合(山崎喜市理事長)は5月23日、京都印刷会館において第51回通常総会を開催。新旧年度事業並びに収支予算などを審議し、全議案を原案通り承認可決した。また、任期満了にともなう役員改選では、4期8年にわたり理事長を務めた山崎理事長が退任。新理事長に大入達男氏((株)大入)が選出された。
同工組は新年度、業界の改善発達と組合員の事業の安定を図るための諸事業を展開していく方針で、それにともなう新年度予算として977万2,000円を計上した。
席上、就任挨拶に立った大入新理事長は「今回の新執行部の誕生を機に、組合のさらなる発展に向けて新たな観点で変えるべきところは変えていきたい。また、組織強化に向けて元・組合員なども含めて集い会えるような場の提供も考えていきたい」と述べ、副理事長をはじめとした新執行部の支援と協力を求めた。
また、退任挨拶に立った前・山崎理事長はこれまでの組合運営への支援と協力に感謝の意を示した上で、「今後も理事として組合の発展に尽くしていきたい」との姿勢を示した。