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兵印工組、60周年記念事業で流通科学大学と産学連携

発表会を終えて、主催者と学生で記念撮影
優秀営業賞を受賞した辻本千春ゼミの学生達

 兵庫県印刷工業組合(水落充理事長)は、組合設立60周年記念事業の一環として流通科学大学との産学連携プロジェクトを実施。その発表会が12月11日、同大学で開かれた。
 同プロジェクトは、「若者の感性による印刷業界の活性化」を目指すもので、ベビー子供服メーカーの(株)ファミリア(岡崎忠彦社長)協力のもと、流通科学大学の学生2チームと兵庫青年印刷人「青楠会」が「印刷会社の営業担当者」という想定で、神戸本店の集客や認知度向上など、ファミリアが抱える課題に対し、それぞれのテーマで企画・提案を発表した。
 今回のプロジェクトにおいて学生は、印刷会社の営業という設定のもと、半年足らずという限られた時間の中で、オリエンテーションやファミリア見学会、印刷知識勉強会、印刷会社見学会など、貴重な経験を積んだ成果を発表した。
 水落理事長(記念大会会長)は、「大学との連携は継続していくことで双方にとって大きな成果に繋がるものである」とし、連携を継続することで生まれる効果に期待を語った。また、講評の中でファミリアの岡崎社長は、「ブランドを認知するまでの導線分析や、そこでの若者の視点、プレママが買い物をする時の視点など、我々にはない発想が素晴らしい。熱意あるプレゼンにも感動した」と述べ、各チームの健闘を称えた。

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