全印工連フォーラム、大阪開催に300名 - 未来へ繋ぐ「DX」実装へ
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全日本印刷工業組合連合会(臼田真人会長)の「2019全印工連フォーラム」が10月4日、大阪・中央区のホテル日航大阪で開催され、全国47都道府県工組の組合役員や青年会代表者らおよそ300名が参加した。
同フォーラムは、各地区協議会の全国版として、事業成果の報告や講師を招いての講演などを通じ、組合員に時代の変化に適応する良質で有益な情報を届けることを目的に開催されているもの。当日は、13時から理事長会をはじめ、経営革新マーケティング、環境労務、組織共済、教育研修、ダイバーシティ推進、CSR推進の各委員会と、全青協各県青年会代表者会議が開かれ、14時45分から全体会議へと移った。
全体会議の中で臼田会長は、「印刷産業を未来へと繋ぐキーワードは『デジタルトランスフォーメーション(DX)』だ」とした上で、「その実装による各企業の利益の最適化を目指すビジョンを取り纏め、今年度末までに発表する」との考えを「会長メッセージ」として発信した。
このほか全体会議では、各委員会報告をはじめ、産業能率大学の内藤英二氏による「幸せな働き方改革ステップ3『業務革新』の概要」についての講演や、新たな制度のもとで新契約がスタートする特別ライセンスプログラムについての解説が行われた。