全日本光沢、長島温泉で全国大会 - 後加工全般の技術担う団体へ
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全日本光沢化工紙協同組合連合会(鶴田和也会長)の「第44回全日本光沢化工紙全国大会」が9月27日、三重県・長島温泉の「ホテル花水木」で開催され、全国の組合員をはじめ、来賓、関連業者らおよそ60名が参加した。中部光沢化工紙協同組合(古田敦理事長)主管による全国大会は5年ぶり。
式典の冒頭、挨拶に立った鶴田会長は、「今後も光沢化工という枠にとらわれず、スクリーンなどの特殊印刷や箔押し、紙器加工など、印刷物の付加価値を高める後加工全般の技術を担うことのできる団体として業界の発展につとめていく」との考えを強調した。
式典では、「全日本光沢化工紙業界は、専門業者として長年培った技術ノウハウを堅持しつつ、技術改革に取り組み新たな市場のニーズに挑戦し、令和時代へ第1歩を踏み出すことをここに宣言する」という大会宣言を採択したほか、式典終了後には、名古屋大学減災連携研究センターの福和伸夫教授・センター長による「中小企業におけるBCP対策について」と題した基調講演や懇親会も催された。