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日本フォーム工連、寺子屋プロジェクトの「技術力」強化を実践

ミヤコシ製の4色フォーム輪転機を使用して実技研修を実施
櫻井会長(右)は報告会ののち技術研修会も視察した

 日本フォーム印刷工業連合会(櫻井醜会長)は、業界価値向上を実現するための活動方針として掲げた「寺子屋プロジェクト」の強化事業の1つとして、今年2月より(株)ミヤコシおよびオフィス知識の協力のもと「ビジネスフォーム印刷技術研修会」をミヤコシ・八千代工場(千葉県八千代市)で実施している。2月21日には、櫻井会長のほか、日暮秀一技術委員長、山口実専務理事、そしてミヤコシ・宮腰亨社長らが出席のもと同研修会の報告会が行われた。
 報告会の席上、挨拶した櫻井会長は、「これからはフォーム業界全体が高い技術力を持った上で、その技術を生かした『コトづくり』を実践することが重要であると考えている」と、業界価値向上の施策として技術力の底上げが必要であるとの考えを示した。
 同研修会は、現場で指導的役割を担っている従業員を対象に、2月6日より4グループ(1グループ6名)に分けて実技と座学で構成されたプログラムを3日間にわたり学んでいくもの。
 実技研修では、メンテナンスを施した約30年前のミヤコシ製4色フォーム輪転機を使用し、4色カラー印刷を中心に技術研修を行っている。
 なお、日本フォーム工連では今後、同研修会の定期開催やメンテナンス編の実施、そして将来的には、新入社員を対象とした技術研修会の開催を検討している。

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