日印産連、「東京都グリーン購入ガイド」でGP制度が採用される
(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、金子眞吾会長)が推進するグリーンプリンティング(GP)認定制度が「東京都グリーン購入ガイド」の水準2に採用され、今年4月から運用が開始された。
「東京都グリーン購入ガイド」は、東京都グリーン購入推進方針に基づき、東京都が環境に配慮した物品及び役務を調達する際の基準。都の発注において推進することにより、環境配慮型製品の市場を拡大し、製造者の環境負荷低減に向けた取り組みを支援するとともに、都民・事業者や他自治体による環境配慮型製品の購入をさらに喚起する狙いがある。
「東京都グリーン購入ガイド」には水準1と水準2があり、水準1は必ず考慮すべき事項(必須項目)、水準2は必須条件ではないが配慮することが望ましい(水準1を上回る)水準で対象には、印刷物(紙製の報告書類、ポスター、チラシ、パンフレット等)が含まれている。
今年4月に改訂された「東京都グリーン購入ガイド」では、印刷物の環境配慮仕様(発注基準)のうち、水準2に新たに「(一社)日本印刷産業連合会によるグリーンプリンティング認定制度による認定を受けた工場で印刷されるものであること」の基準が追加された。