デュプロ精工、スイス・印刷後加工機メーカーの株式取得
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デュプロ精工(株)(本社/和歌山県紀の川市、橋口英樹社長)は、欧州において紙折機やカッター・クリーサーなどの印刷後加工機事業を展開しているスイス企業のMultigraf AG(マルチグラフエイジー)(本社/スイス)の発行済株式100%を取得し、子会社化することを発表した。
デュプロ精工は、デジタル化が進む印刷業界で、デジタル印刷向けの後加工機のリーディングメーカーとして印刷現場のスキルレス化、自動化、効率化を進める製品開発を進めている。今回、Multigraf AGの株式を取得することは、デュプロ精工が展開するデジタル印刷向け後加工機市場での成長投資の一環となる。
今回の株式取得により、両社の技術を融合させ、企画・開発機能の強化を図っていくとともに両社のリソースを最大限に活用し、イノベーションや個々の差別化を推進し、競争力を高め、事業基盤を強化していく。
なお、Multigraf AGは今後もスイスに拠点を置き、Multigrafブランド名で運営を続けていく。