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ミューラー、CEOが来日会見 - 世界の印刷製本業界の現状解説

ブルーノ・ミューラーCEO(左)と五反田ジャパン社長
Muller Martini Smart Factory(シグマラインコンパクト+アンターロ+インフィニトリム)

 ミューラー・マルティニジャパン(株)(五反田隆社長)は5月10日、グループCEOのブルーノ・ミューラー氏来日を受けて記者会見を開き、世界の印刷製本業界の現状について解説した。

 ミューラーCEOは、販売量が減少するも頁当たりの価値が増加する米国市場の動向を示した上で、日本市場におけるインクジェット印刷の成長がこれらのトレンドを引き寄せることに期待を語った。

 また、昨年12月の「フンケラー社買収」の背景や狙いについても言及。「顧客層の拡大に加え、それぞれの強みをコネックスワークフローで統合できれば、多くの選択肢を顧客に提供できる。また、サービスや部品供給をミューラー・マルティニのグローバル拠点を通じて行うことで、より良いサービス・サポートが提供できる」と説明。日本市場におけるフンケラー製品のサポート・メンテナンスも、一部の例外を除き、ミューラー・マルティニジャパンが引き継ぐことを明らかにした。

 さらにdrupa2024に関する出展情報の一端も公開。drupaでは、ホール1にブース(1B50)を構え、シグマラインコンパクト、アンターロ、インフィニトリムを使用したスマートファクトリーアプリケーションを紹介する。

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