TBM、ダボス会議で低炭素素材「次世代LIMEX」発表
(株)TBM(本社/東京都代田区、山﨑敦義社長)は、スイス東部のダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議、1月15日〜19日)において、カーボンリサイクル技術を 使用した「次世代LIMEX」を発表した。
排出されるCO2を分離・回収し、多様な炭素化合物として再利用するカーボンリサイクル技術は、大気中へのCO2の排出を抑える重要な技術の1つとして国内外で注目されている。次世代LIMEXは、石灰石を主原料とする従来のLIMEXで使用されていた鉱物由来の炭酸カルシウムを、排ガス由来のCO2と、コンクリートスラッジや鉄鋼スラグなど工場から排出されるカルシウム含有廃棄物から、低環境負荷のプロセスで化学合成した炭酸カルシウムに置き換えることで、カーボンニュートラルへの貢献を推進する低炭素素材となっている。