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Koenig&Bauer社、2022年売上高6.3%増 - 全3事業部門で予測上回る

RotaJETの前に立つKoenig & Bauer社の経営陣

 Koenig&Bauer社は、2022年の業績を発表した。
 これによると、グループ全体の売上高は6.3%増の11億8,570万ユーロ、EBITは2,200万ユーロで、デジタル&輪転印刷機事業部門・枚葉オフセット印刷機事業部門・特殊印刷事業部門の3つの事業部門すべてが事前予測を上回った。とくにデジタル&輪転印刷機部門については2桁の伸びを記録している。
 2023年の見通しとしては、グループ売上高を約13億ユーロ、EBITマージンを約3%と見込んでおり、とくにデジタル&輪転印刷機事業部門が売上高およびEBITの成長に大きく貢献すると予想。さらに、中期的にはグループ全体の売上高が約18億ユーロ、EBITマージンが8~9%になると見込んでいる。
 最高経営責任者であるアンドレアス・ペスケ博士は「昨年の好業績は、当社が持続可能な成長に向けて正しい方向に進んでいることを示している。当社の『Exceeding Print』戦略とP24x効率化プログラムが機能している」とした上で、「年次報告書に『Metamor[e]phosis』という標語を掲げた。この標語は、200年以上にわたる歴史の中で、常に進化し続けるということが当社の信条であり、DNAの一部であることを反映している」とコメントしている。

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