アドビ、Creative CloudとDocument Cloudに新たな共有機能導入
アドビ社(本社/米国カリフォルニア州サンノゼ)は、世界最大のクリエイティブの祭典Adobe MAXにおいて、 Adobe Creative CloudおよびAdobe Document Cloudのコラボレーションツール拡張を発表した。
新たなコラボレーション機能「レビュー用に共有(ベータ版)」は、レビュー、フィードバックプロセスの煩雑さと非効率性を改善し、クリエイターが誰と何を共有するかを完全にコントロールすることを可能にするもの。これにより、クリエイターは Adobe Photoshopまたは Adobe Illustratorファイルの特定バージョンのリンクを共有し、レビュー担当者のコメントや会話メモをアプリに自動的に取り込むことで、フィードバックの対応に複数ツールを切り替えることが不要になる。また、クリエイティブチームは「レビュー用に共有」を利用することで、どのバージョンのファイルを共有するか、いつ変更を反映させるかなど、柔軟に管理しながら、より迅速に仕事を完了させることができる。
さらに、コラボレーションに参加してコメントを残す作業には、Adobe IDへの登録もサインインも不要で、レビュー担当者は画像やイラストの特定部分をハイライトし、コメントを残すこともできる。