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JPA、初の国内認証機関としてIdealliance G7認証制度の運用開始

今後は実証実験・資料作成・認証セミナーなどを開催していく

 学校法人 日本プリンティングアカデミー(JPA)は、このほどIdealliance(International Digital Enterprise Alliance)と認証教育機関としてIdealliance Official Partner in Japanの契約を締結。これにより国内でG7認証取得講座の受講ができるようになった。
 Ideallianceは、ブランドオーナー、印刷会社、OEMおよび教育者のための研究開発・ツールと運用方法などを提供&サポートしているグローバルな非営利シンクタンクで、2007年にカラー印刷の管理法としてG7認証を策定している。
 G7認証は、グレーを正確に再現すればCMYK印刷システムにおいて、印刷方法および資材(用紙、インキ等)の要因によらず同じ色再現を可能とする考え方による手法。世界の国々の4,000社以上がG7マスター認証を取得し、人材育成や印刷品質の技術モデルの開発や促進を行い、印刷受注増加に貢献している。
 印刷品質管理の基軸として、印刷OEM研究会と3点グレー管理法の研究開発を進めてきたJPAは、顧客満足度向上と多様化する印刷プロセス(方式、資材など)に対応できる品質管理法の確立と運用を目指し、ISO12647-2規格であるG7仕様の教育を行っていく。また、今後は、日本の事務局として印刷OEM研究会と協力し、実証実験・資料作成・認証セミナーの開催を進めていく。
 なお、第2回G7認証取得講座(全4回)は、7月から開催される。

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