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ITL、UVアークランプシステム「VZeroモデル」の生産中止

 デジタル印刷向けLED-UVシステムで世界トップシェアを誇るイギリス・インテグレーションテクノロジー(=ITL)は、会社設立時のオリジナルモデルであるUVアークランプシステム「VZeroモデル」の生産中止を決定した。
 ITLは主に産業用インクジェット装置向けのUV照射装置を製造・販売している。昨今、ワイドフォーマットプリンタを含めた主要OEM印刷機はUV-LED照射装置搭載が年々増加しており、同社としても現在UV-LED照射装置の生産比率が全体の70%以上を占めている。
 スキャン印刷およびより軽量・コンパクトUVランプについては、継続生産するSubZeroシリーズに集約することを決定。また、グループ会社のIST社ブランドで各種空冷・水冷式UVアークランプシステムを製造・販売しており、また、インクジェット印刷向けモデルもラインアップを有していることから、ハイパワーUVアークランプシステムのISTブランドへの集約を決定し、今回の「VZeroモデル」生産中止に至った。

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