ハイデルベルグ社、ドイツ基準満たす中国・上海のチンプー工場公開
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ハイデルベルグ社は、5月24日開催の「Packaging Day」に併せて、中国・チンプー工場を公開した。
チンプー工場は、ハイデルベルグの枚葉印刷機を生産する世界2拠点のひとつ。広さ10万平方メートル(うち製造に使われているのは4万平方メートル)に、現在350名の従業員が働いており、ここには年間2,500名以上のユーザーが見学に訪れているという。
2005年8月に設立された同工場では、当初、紙折り機KHC78/66、1年後にはスピードマスターSM52、その後、プリントマスター74を中国市場向けに生産していたが、現在はスピードマスターCD102、CS92、SX74を生産し、世界市場に向けて輸出している。
チンプー工場のソフトウェアを含む生産設備や検査システムはすべてドイツから輸入され、従業員もドイツ・ウィスロッホ工場で6ヵ月のトレーニングを受けるなど、ここで生産されるすべての印刷機はドイツ基準の品質が保持されている。