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ミューラー・マルティニ社、コルブス社の製本機事業を継承

 ミューラー・マルティニ社は、ドイツ・コルブス社の無線綴じ機および上製本機事業を継承すると発表した。この決定には、世界中の既設コルブス製本機械のアフターサービスおよびスペアパーツ事業が含まれる。今後、コルブス社はパッケージやケースメークをはじめ、パーツ製作や鋳造ビジネスに集中していく。
 ミューラー・マルティニ社のブルーノ・ミューラーCEOは、「グラフィックアーツ産業に近年起きている構造変化は私たちのマーケットを縮小させ、同時に複雑にした」とした上で、「2社の人的資源、ノウハウ、先進技術や製造設備を統合することにより、ミューラー・マルティニ社は将来にわたって、革新的なソリューションを提供し続ける。この継承により、ソフトカバーとハードカバーに携わるユーザーの明日を支え、かつグラフィックアーツ産業の雇用を守りたいと望んでいる」とコメントしている。
 今後、コルブス社の製本機械事業は社員とその工場も含めてミューラー・マルティニの新しいグループ会社となる。

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