ミマキ、同社初のUV-DTFプリンタを販促EXPOで披露


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(株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、4月2日から4日まで、東京ビッグサイトで開催された「販促EXPO」において、同社初のUV-DTF(UV硬化式-Direct To Film)プリンタ「UJV300DTF-75」を世界初出展した。
UV-DTFは、専用のフィルムにプリントしたデザインを対象の素材に転写する加飾方式。従来のUVプリントでは難しかった凹凸や曲面のある素材の表面にも、簡単に加飾できる。UV-DTFの専用フィルムは、糊が付いたフィルムと転写シートの2点で構成されており、フィルムにプリントしたデザインのみが対象物に転写されるため、ステッカーシートのようなカス取り(余白の除去)作業が不要。また、素材に直接プリントしないため、素材のセット位置のズレによるミスプリントのリスクが低く、高価なアイテムにも安心して加飾できる。
「UJV300DTF-75」は、同社独自開発のシリコン製ピンチローラーを搭載し、フィルムの糊の剥がれを抑え、安定した搬送を実現。さらに、薄くて扱いづらい転写シートも簡単にセットが可能となっている。