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SCREENとコニカミノルタジャパン、日本直販・彦坂氏が講演

彦坂 氏
満員となったセミナー会場

 (株)SCREEN GP ジャパンとコニカミノルタジャパン(株)の共催によるセミナーが先頃、SCREEN GP ジャパンのショールーム「ホワイトカンバスMON-NAKA」において開催された。

 同セミナーは、3部構成で行われ、第1部のセッションでは、日本直販(株)取締役の彦坂昌彦氏をゲストに迎え「日本直販が語るカタログ再開の真実」と題し、コニカミノルタジャパンの白井杏奈氏とのパネルディスカッションが行われた。

 日本直販は、年間でおよそ100万部のカタログを発注していたが、スマホの普及や費用対効果、加えて印刷費の高騰などの問題からカタログ印刷の休止を決断。その結果、売上の約2割を占めていたカタログからの注文は激減した。

 彦坂氏は「お客様の声や売上減少などを踏まえた上で改めてカタログを再開した場合にどのような効果があるのかを検証することになった。そして部数の変更やデータ分析の内容を盛り込むかたちでカタログを再開することとした」とカタログを再開した理由について説明。再開したカタログは、商品PR中心ではなく、利用効果の訴求やクーポンによるカタログ利用者のメリット提供を盛り込んだ内容に変更した。

 その結果、カタログ再開後は、ユーザーから好意的な意見が多く寄せられたほか、売上も徐々に回復してきたという。

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