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勝田製作所、PrintDoors2025で簡単セットアップの「押し抜き機」実演

断裁機に押し抜きを行うフローを披露

 (株)勝田製作所(本社/大阪市城東区、勝田忠司社長)は、1月22日〜23日にポートメッセなごやで開催された(株)光文堂の新春機材展「PrintDoors2025」において、断裁機に加えて押し抜き機を出展した。

 同社の押し抜き機は、圧板が動いて紙を抜いて戻るというシンプルな構造を持つが、その利便性と効率の高さが特徴。技術サービス課・福井宣弘課長は「カードや丸型はもちろん、要望があればキャラクターの形状にも対応できる」とのことで、印刷物の多様な加工ニーズに応えられる。

 とくに評価されているのが、セットアップの容易さ。他社製と比較し、最初のセッティングが簡単であり、セット時間を大幅に短縮できる。手作業でのセッティングが必要ではあるものの、早いところでは10分間で500回の往復動作を行なっている現場もあるとのこと。福井課長は「シンプルな構造ゆえに、微細な調整が難しい面もある。しかし、当社の断裁機を併用すれば、断裁の精度を確保できるため、正確で安定した押し抜き加工が実現できる」と説明。今回の展示会では、断裁機の後に押し抜きを行うフローを実演し、導入後の具体的な運用イメージを紹介した。

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