多田紙工、埼玉と名古屋の展示会に出展-エコ製品・GP認定取得などPR
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(株)多田紙工(本社/埼玉県さいたま市、多田信社長)は1月22日と23日の2日間、ポートメッセなごやで開催された光文堂新春機材展「PrintDoors2025」ならびに同会期、さいたまスーパーアリーナで開催された「彩の国ビジネスアリーナ2025」に同時出展した。
初出展したPrintDoors2025のブースでは、「エコプレス」によるペーパーファイルが主力製品として展示されたほか、通常の糊付けによるペーパーファイル、ダイカットサンプル、おみくじ折といった製品群も来場者の目を引いた。とくに、ダイカットを活用した加工サンプルは、オリジナリティの高いノベルティやパッケージ製品の提案として注目を集めており、同社スタッフは「静岡より西の新規顧客獲得につなげていきたい」と意気込みを話した。
一方、「彩の国ビジネスアリーナ2025」では昨年にGP認定を受けたことを強く打ち出し、環境配慮型の製品群を前面に押し出した。グリーンプリンティングは、印刷・製本業界における環境認証制度であり、環境負荷低減に貢献する企業の証として評価されている。同社スタッフは「今後も環境対応に本格的に取り組み、持続可能な製品開発を進めていく」と意気込みを語った。
また、おみくじやイベント向けの折加工製品、フラッパー名刺など、遊び心のある製品にも関心が集まった。とくにフラッパー名刺は、開くと内部に隠れたデザインが現れる仕組みになっており、来場者からは「インパクトが強く、販促ツールとして活用できる」といった声が聞かれたようだ。