JITF2024、インクジェット技術を核としたコミュニティ構築へ


閉じる
インクジェット技術に特化したイベント「JITF2024(ジャパン・インクジェット・テクノロジー・フェア2024)」(主催=大野インクジェットコンサルティング)が10月28日、29日の2日間、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京都新宿区)において開催され、会期中は多くの参加者で盛況を呈した。
同イベントは、国内外の産業用インクジェットに関わる技術者や識者によるセミナーと、最新技術やサービスを紹介するテーブルトップショーで構成するインクジェット技術に特化したイベント。2022年の初開催から今回で3回目の開催となる。
毎回好評の国内外のインクジェット関連メーカーが出展するテーブルトップショーでは、過去最高の50社が出展。海外からは、米国、英国、ドイツ、ノルウェー、中国、台湾、韓国、タイが出展し、最新情報を発信した。また、テーマ別に設定されたセミナー、プレゼンテーションは50講座が展開され、各講座とも立ち見がでるほどの盛況ぶりであった。
主催者である大野インクジェットコンサルティングの大野彰得代表は「JITFは産業用インクジェットに何らかの形で関わっている、これから関わろうとしている皆さんのイベントである。私が大事にしているのは、一堂に会すること。さまざまな立場の人たちが一堂に会して、顔を見せて議論をすれば、一気に風通しが良くなり空気が変わる。つまり一堂に会せば化学反応が起きる。JITFを通じて、それを業界全体に実現させていきたい」と述べている。