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印刷博物館、9月21日から企画展「写真植字の百年」開催

写真植字の発明から100年を記念して開催

 TOPPANホールディングス(株)が運営する印刷博物館(東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル)では、9月21日から「写真植字の百年」展を開催する。

 写真植字とは、写真の原理を応用し文字を印字、組版をする技術。1924年7月24日に日本で最初の特許が出願された。写真植字の登場は、それまで文字印刷の主流であった活版印刷の煩雑さを解消する画期的な出来事で、その利便性によって印刷業に携わる人々の職場環境が大きく改善され、さらに書体の開発が容易になったことから、多くの美しい書体が生み出される契機となった。

 同企画展では、写真植字の発明から100年を記念し、活版印刷からデジタルフォントへと文字印刷の橋渡しを担った写真植字について、その歴史、役割、仕組み、さらには書体デザインについて紹介する。

 入場料は一般500円、学生300円、高校生200円。

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