エコスリー、大阪でユーザー会開催 - 高速オフセットで工場見学


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エコスリージャパン(株)(岡本勝弘社長)のユーザー企業で構成する「エコスリーユーザー会」(西川誠一会長)が8月22日、大阪で開催された。当日は(株)高速オフセット(本社/大阪市西区北堀江)の堺工場(堺市堺区松屋大和川通)と商業印刷センター(堺市堺区緑町)を見学した後、会場をグランフロント大阪(大阪市北区)に移して講演会を開催。およそ50名が参加した。
工場見学では、商業印刷と新聞印刷の互いの利点を取り入れて組み付けられた両工場において、付加価値を追求するオフ輪の現場に加え、今年3月に導入した菊全判9色LED-UV機「RMGT1060TP-9」(コーター付き)を見学。また新聞印刷の稼働デモや巻き取り紙の自動仕立て機の実演も披露された。
講演会では、「ペーパーレス時代の紙の価値を知る」をテーマに、群馬大学の柴田博仁教授が基調講演。続いて、中西印刷(株)(京都市上京区)の中西秀彦社長と中西明日輝氏が「AI技術を活用したXML組版」をテーマに講演した。
なお、講演会終了後はユーザー間同士の交流促進の場として懇親会も催された。